円形カラー銅版ラベル紙の材質成分は主に以下の点を含む:
1.面材
銅版紙:これは円形カラー銅版ラベル紙の主要な面材です。銅版紙は高級印刷紙で、表面に白色塗料が塗布され、良好な印刷効果と色鮮やかさを持たせている。銅版紙は印刷業界で広く応用されており、特に高品質の印刷効果を必要とするラベル作成に適している。
2.コーティング
表面コーティングは、表面張力の改善、色の変更、保護層の増加など、表面材料の表面特性を変更し、インクをよりよく受け入れ、印刷しやすいようにするとともに、汚れ防止、インク接着力の増加、印刷図面の脱落防止を目的とする。コーティングは、透明ポリエステル、半透明ポリエステル、透明配向延伸ポリプロピレン、透明ポリ塩化ビニル、有光白色ポリ塩化ビニル、無光白色ポリ塩化ビニル、合成紙などの多くの材料を含むことができる。
3.接着剤
接着剤はラベル紙の中で面材と台紙を結ぶ役割を果たすと同時に、ラベルが物体に貼り付けられた後に十分な貼り付け力を持つことを確保する。接着剤の種類は多く、異なる面材、基材及び使用場面に応じて異なる配合を選択することができる。その接着特性によって**性と除去性の2種類に分けることができる、その化学組成によってゴム基とアクリル基の2種類に分けられる、塗布方法によってホットメルト型、溶剤型、乳剤型の3種類に分けることができる、応用範囲によって汎用型、特粘型、医療用型、低温型、高温型に分けられる。
4.台紙
台紙、離型紙とも呼ばれ、表面にシリコーンオイル層が塗布され、表面エネルギーの低い不粘着性を持たせ、接着剤に対して隔離作用を果たし、それによってラベルが台紙からはがすのに便利である。一般的に使用される台紙の材料としては、白、青、黄グラシン紙(glassine)またはガーリックペーパー(onion)、クラフト紙、ポリエステル(PET)、銅版紙、ポリエチレン(PE)などがある。
5.その他の成分
製造過程において、光沢剤、硬化剤、可塑剤、分散剤、湿潤剤、乳白剤、蛍光増白剤、トナーなどの他の添加剤を添加して、ラベル紙の全体的な性能を向上させることもできる。
以上より、円形カラー銅版ラベル紙の材質成分は総合体系であり、面材、表面コーティング、接着剤、台紙及びその他の添加剤などの複数の構成部分を含む。これらの成分は共同で協力して、ラベル紙の印刷効果、貼り付け性能、使い勝手などの面での優れた表現を確保した。