全樹脂カートリッジとワックス系カートリッジの違いは主に材料構成、物理性能、印刷効果、耐久性、コスト及び応用シーンなどの面に現れている。
材料構成:
全樹脂炭素テープは主に炭素繊維とエポキシ樹脂からなり、高強度と高弾性率の特性を提供している。
ワックスベースの炭素帯は主にワックスとカーボンブラックで構成され、ワックスベースの原料を比較的に高い割合で含有しているため、柔軟な物理特性を持っている。
物理的パフォーマンス:
全樹脂カートリッジは高い剛性を持ち、変形せずに大きな圧力に耐え、印刷の正確性と安定性を確保することができる。
ワックスベースの炭素テープは比較的柔らかく、印字ヘッドの圧力によく適応できるが、比較的脆弱であり、外力の破壊を受けやすい。
印刷効果:
全樹脂カートリッジは印刷効果がはっきりしていて、鮮やかで、耐摩耗性があり、長時間使用中にラベル情報がぼやけたり色褪せたりしないことを確保することができる。
ワックスベースのカーボンテープの印刷効果も通常は優れているが、耐摩耗性が悪く、印刷内容が摩擦を受けて摩耗しやすい。
耐久性:
全樹脂カートリッジは優れた耐擦性、耐塗布性、耐化学品性能及び耐高温性能を有し、劣悪な環境での使用に適している。
ワックスベースの炭素帯は耐摩耗性と温度への適応性が悪く、低温で硬くなったり、高温で溶融したりする可能性がある。
コスト:
全樹脂カートリッジは高性能な樹脂材料を使用しているため、通常価格が高い。
ワックスベースのカーボンテープはコストが相対的に低く、印刷効果の要求が高くない場合や予算が限られている場合に適しています。
シーンを適用するには:
全樹脂炭素帯は航空宇宙、自動車製造、スポーツ器材などの分野に広く応用され、材料性能に対する要求が極めて高い応用場面を満たしている。
ワックスベースの炭素テープは、小売業、物流業など印刷効果に一定の要求があるが、コストに制限がある応用シーンに適している。
以上より、全樹脂カートリッジとワックス系カートリッジは、多方面において有意な差があった。ユーザーは選択する際に、自分の実際の需要と予算の状況に応じて適切なカートリッジ製品を選択しなければならない。