混合ベースTTOカートリッジと樹脂ベースTTOカートリッジとの違いは主に以下の点に表れている:
材料構成:
混合基TTOカートリッジは、炭素繊維とガラス繊維を混合したものである。
樹脂系TTOカートリッジは、純炭素繊維と樹脂を複合したものである。
機械的性能:
樹脂ベースのTTOカートリッジは、一般に、より軽量でありながら、より高い強度、剛性、硬度を有するが、比較的高い価格である。
混合基TTOカートリッジは相対的に価格比が高いが、その機械的性質は樹脂カートリッジにやや劣っている。
耐食性:
樹脂カートリッジ中の樹脂含有量が高いため、一部の腐食性環境ではより侵食されやすい可能性がある。
混合基TTOカートリッジは、ガラス繊維を添加することにより、相対的に耐食性が強い。
寿命:
樹脂カートリッジの使用寿命は一般的に長く、通常10年以上使用することができる。
混合ベースTTOカートリッジは材料の制約により相対的に寿命が短い。
応用特性:
TTOカートリッジは一般的に様々な材料に明瞭で永続的な印刷効果を提供することができ、しかも比較的に良い耐摩耗と耐化学性能を持っている。混合基と樹脂基TTOカートリッジはいずれも高速印刷をサポートし、生産効率を高め、異なる印刷環境と要求に広く適応することができる。
混合基TTOカートリッジの特徴は、そのフィルムの厚さが一般的なカートリッジより薄く、印刷の感度がよく、各種フィルムに適しており、高濃度、高品質、高速印刷を実現でき、印刷された画像文の耐スクラッチを実現できることである。
樹脂基TTOカートリッジは特にPET、PVC、合成紙などのラベルに適しており、耐スクラッチ、耐溶剤、耐高温の特性を持っている。
以上より、混合基TTOカートリッジと樹脂基TTOカートリッジは材料組成、機械的性質、耐食性、使用寿命及び応用特性の面で明らかな差異があった。どのカートリッジを使用するかを選択するには、実際のアプリケーション要件と予算に基づいて考慮する必要があります。